暮らしが翼を広げる街
大規模な公共施設の整備と連携した再開発
「西の玄関口」の役割を果たすべく長期にわたり再開発事業を実施
近鉄奈良線と大阪線の「布施駅」を中心に発展してきた布施地区は、大阪市に隣接する東大阪市の西の玄関口として、長らくダイナミックな経済活動を支えてきました。しかし、昭和50年代からこうした位置づけにふさわしい産業・業務施設の整備と、快適な住環境の確保が大きな課題に。そこで、当地区は1987年に都市再開発法に基づく再開発組合を設立し、昭和から平成への長きにわたって事業を展開。事業の集大成として、1996年に「ヴェル・ノール布施」の完成を迎えました。
市民が集い、商業が輝く布施地区の新たなランドマークへ
「ヴェル・ノール布施」は商業・業務、行政・コミュニティ施設、住宅施設を有する大規模な公民複合施設です。市民のコミュニティ活動の拠点となるリージョンセンター「夢広場」や「ビブレ(現イオン)」を核テナントとした感度の高い商業施設など、幅広い機能を有しており、市民の利便性を図りながら地域の活気を引き出す拠点となりました。斬新なデザインと多彩な機能を兼ね備えたこの施設は、今もなお布施のまちの賑わいを支えています。
概要
施行地区
約1.1ha
用途
商業施設・公益施設・駐車場・分所有住宅
延べ面積
67,095.91㎡
構造・規模
SRC造 地下2階 地上18
竣工
1996年
担当業務
事業コーディネート
再開発コンサルタント(管理運営計画、補助対応等)