祭壇です。ご本尊は住職が現在のお寺からご自分でお持ちいただきました。
最初に5分ほどお念仏を唱えられます。表白（ヒョウビャク）といい、神事でいう祝詞（ノリト）の様なものと思われます。
出席者全員で敷地の四周を廻り、散華（さんげ）します。散華（さんげ）とは、仏画の描かれた金色の小さな札を撒くことです。
会場にもどり、長いお経を唱えられます。その間参列者一人ひとりが順番に焼香、合掌します。 床に散らばっているのは散華で撒いたお札です。
式は終わり、住職のご挨拶です。 終わったあと住職よりご供養の紅白のお餅を頂き、解散となりました。
定礎式の散華のお札
「正覚寺（真宗高田派）新築工事」定礎式が行われました。
一般に神式の起工式は多いのですが、仏式の起工式（定礎式）は少なくて珍しいので簡単にリポートします。
式典の規模やかかる時間は神式とほぼ同じですが、ひとつひとつの行いが神式とは違い、神道・仏教の行事の意味合いを考えさせられました。