


まちづくり会社主導による複合施設の整備
活気と賑わいのある駅前エリアの再生
延岡市の進化に取り残された西口地区
2021年8月、政府からスマートシティに選ばれた延岡市。デジタル化に注力し、内閣府の「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用したまちづくりを進めてきました。また、環境省の「脱炭素先行地域」にも選定されるなど「新しい延岡づくり」を力強く進めている地域です。進化が加速する一方で、当地区は市の中心市街地に位置しながら老朽化した建物が建ち並び、有効な土地活用ができていない状況でありました。地域住民からは新たな賑わいを持った地区への再生が熱望され、事業が開始されることとなりました。
周辺の活気を糧に駅前エリアを再生
当地区の東側にはJR日豊本線「延岡駅」および延岡駅前複合施設「エンクロス」があり、さまざまな市民活動を通して賑わい空間が創造されています。また、西側は商店街につながっていることから、当地区でも周辺の活気を取り込み、新たな賑わいを発信できるように、市、地元有力企業、商工会議所の協力を得て、株式会社まちづくり延岡の主導で「仕事と生活の拠点として日常的に人が集まる場の創造」を目指して計画を進めました。
当社は、事業コーディネート・再開発コンサルタント及び計画・設計を担当しました。
概要
用途
事務所、金融機関、店舗
延べ面積
5,804.16㎡
構造・規模
S造 地上5階
竣工
2022年
担当業務
事業コーディネート
再開発コンサルタント(補助対応等)
計画・設計(基本設計)