高松市大工町・磨屋町地区第一種市街地再開発事業
【丸亀町くるりん駐車場・ココマチ高松アルファレジデンシア/香川県高松市】

従後・ココマチ高松アルファレジデンシア
従後・ココマチ高松アルファレジデンシア
従後・丸亀町くるりん駐車場
従前・大工町
従前・大工町
従前・磨屋町
従前・磨屋町
位置図
位置図

快適で魅力ある中心市街地の再生を目指して

当地区は高松市の中心市街地に位置し、再開発事業が進む高松丸亀町商店街のC街区のアーケードを挟む東側の大工町街区と西側の磨屋町街区で構成されています。高松丸亀町商店街は、全長約470mの歴史ある商店街であり、1990年度よりこの商店街はA街区からG街区までの7街区に細分化され、段階的な再開発が進められています。そのうちA街区とG街区では、第一種市街地再開発事業により完成し、B街区とC街区については任意建替え事業により完成しています。

当事業は先行する高松丸亀町商店街の再開発の機能拡充を図ることにより、商店街の再開発との相乗効果及び街なか居住促進に寄与するものとして、第一種市街地再開発事業によるまちづくりを推進し、2019年3月に香川県知事の認可を受け、高松市大工町・磨屋町地区市街地再開発組合が設立されました。

当事業では、2022年1月に大工町街区において、丸亀町町営北駐車場の代替となる「丸亀町くるりん駐車場」が竣工し、2024年2月には磨屋町街区において、都市型住宅「ココマチ高松アルファレジデンシア」が竣工しました。
大工町街区の丸亀町くるりん駐車場の1階には民設民営による「讃岐おもちゃ美術館」を、磨屋町街区の「ココマチ高松アルファレジデンシア」の下層階には地域の医療ニーズに応えるメディカルモールの整備を行いました。
当社は、事業コーディネート、再開発コンサルタントおよび計画・設計を担当しました。

概要

施行地区

約0.5ha

用途

[大工町]店舗・駐車場
[磨屋町]店舗・医療施設・住宅

延べ面積

[大工町]1,986.12㎡
[磨屋町]7,027.17㎡

構造・規模

[大工町]S造地上8階
[磨屋町]RC造地上11階

竣工

[大工町]2022年
[磨屋町]2024年

担当業務

事業コーディネート
再開発コンサルタント(都市計画、資金計画、権変計画、補助金対応等)
計画・設計(基本構想、基本計画、基本設計、工事監理)

備考

令和7年度市街地再開発等功労者表彰受賞