

関西初マンション建替え円滑化法を活用した
近隣センターの再生事業
マンション建替え円滑化法による再生プロジェクト
関西で初めてマンション建替え円滑化法を活用した「高野台サブ近隣センター」の再生プロジェクトです。当時、千里ニュータウンは急速なモータリーゼーションの進展・消費者性向の変化・周辺地区への大規模商業施設の進出などから、地域商業機能は衰退を余儀なくされてきており、特に近隣センターは地区センターヘの商業の集積化や後継者不足などと相まって厳しい経営環境にありました。そこで権利者で組織する建替促進協議会が中心となって建替えを実施。当社は事業コーディネートおよび設計・監理担当として関わりました。
住環境を守る効果的なまちづくり
千里ニュータウンでは、大規模な住宅団地の建替えに当たって開発に伴う合意形成を進めるため、市民参加で「千里ニュータウンのまちづくり指針」を策定していました。当事業においても、この指針に準拠し、住環境を保全しながらの建替え計画を立案。デベロッパーをマンション建替え円滑化法に基づく個人施行者としたこと、隣接施行敷地を活用したことが特徴です。隣接施行敷地内の権利を、施行再建マンションに等価交換することにより、生活の継続を可能としています。
概要
竣工
2007年
所在地
大阪府吹田市
事業手法
マンション建替え円滑化法(個人施行)
担当業務
事業コーディネート
再開発コンサルタント(資金計画、権変計画、補助対応等)
計画・設計(基本構想、基本設計、実施設計、工事監理)
従前建物
構造階数
RC造 地上4階
敷地面積
2,965.05㎡
延床面積
1,496㎡
従後建物
構造階数
RC造 地上7階地下1階
敷地面積
2,965.05㎡
延床面積
7,216.78㎡