権堂B-1地区第一種市街地再開発事業
【権堂イーストプラザ/長野県長野市】

権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
権堂イーストプラザ・西面
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
権堂イーストプラザ・市民交流広場
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
北棟
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
北棟
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
南棟・アーケード面
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
従前状況・アーケード面
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
従前状況・南部分
権堂B-1地区第一種市街地再開発事業【権堂イーストプラザ/長野県長野市】
従前状況・北部分

市民交流拠点の創出、広場を中心としたまちづくり

歴史ある商店街にかつての活気を取り戻す

権堂B-1地区は、善光寺のお膝元である県内随一の繁華街として賑わってきた権堂地区内にあり、権堂アーケードの東端に位置しています。地域バス路線網、幹線地方道路(長野大通り)、長野電鉄が結節する交通の要衝で、都心立地の利便性が非常に高い地区ですが、近年は郊外化による人口と消費の流出により、往時の賑わいが遠のいていました。
また、狭隘な道路にしか接していない老朽木造建築物と細分化された土地利用が目立ち、防災面でも早急な改善が求められていました。

新旧の素材が織り成す、新しい長野の姿

かつての姿を取り戻すため実施された当事業では、広場と公益施設を整備し市民交流の拠点を創出し、商店街沿いに新たな店舗を誕生させるとともに、都市型住宅を供給することで居住人口の回復を目指しました。設計では、「長野らしさ」の創出と伝統の継承を意図しながら、組木細工をデザインモチーフとして自然素材と現代素材を融合することで、新しい長野の姿を表現しました。
当社は2010年より、事業コーディネート、再開発コンサルタントおよび設計・監理を担当しました。

概要

施行地区

約0.6ha 

用途

北:公共公益・店舗・事務所
南:店舗・住宅 

延べ面積

北:4,593.93m²
南:9,258.51m²

構造・規模

北:S造 地上4階
南:RC造 地上14階

竣工

北:2014年
南:2015年

担当業務

事業コーディネート
再開発コンサルタント(都市計画、資金計画、権変計画、管理運営計画、補助対応等)
計画・設計(基本構想、基本計画、基本設計、実施設計、工事監理)

備考

平成28年度功労者等表彰 [(公社)全国市街地再開発協会]